NPOオーソティックスソサエティーとは
NPOオーソティックスソサエティーは、足の機能や靴、インソールに関する医学的な見地から基礎的な研究と応用について考え、社会に幅広く貢献するNPOです。
私たちは1993年より、足に合わない靴を幼少期より履き続けることで起こる弊害を日本の社会問題として認識し、足の変形・歩行障害・姿勢の不良・発育への影響を、研究し、その改善策を訴えてきました。
最近は、子どもでさえも正しい靴選びができず、大切な成長期に足から身体のバランスを崩しています。私たちは、子どもの足を健全に育てることで丈夫な身体を持つ大人への成長につながり、それが将来的な医療費の削減に貢献できると信じています。
このような問題を解決すべく設立されたのが、医療資格を有する者、靴業界、およびそれに賛同する者によって構成された足の専門家集団、「特定非営利活動法人オーソティックスソサエティー」です。私たちは、足の機能や靴、およびオーソティックス(装具学)に関する研究とその応用について広く考え、人々が健康で安全に暮らすことが可能な社会に寄与することを目的に「フットコントロールトレーナー」を育成し、輩出しています。
活動内容
私たちは4つの活動を通じて、「子どもの健全育成を図る活動」と「保険・医療または福祉の推進を図る活動」を推進しています。
社会貢献活動
各種公共施設や企業・団体を対象に、足の計測会や相談会などのイベントを実施、幅広い啓蒙活動を行っています。
足の健康広場
足や靴のトラブルで悩みを持っている多くの方から毎回喜びの声をいただいています。
学術活動
教育活動(フットコントロールトレーナー育成)
フットコントロールトレーナーは、足や靴にトラブルを抱える一般の人々の悩みを解決することで信頼を獲得し、NPOオーソティックスソサエティーの理念を広めていく伝道師です。その知識と技術を高いレベルで維持するものがライセンス認定制度で、Aライセンス、Bライセンス、Cライセンスの3段階を設け、それぞれ当法人が厳密な審査をもって認定します。
フットコントロールトレーナー活動
ご挨拶
NPOオーソティックスソサエティーは、この思いからスタートしました。
足の痛みの症状で来院される方は、子どもから大人まで幅広い年齢層に及んでいます。その臨床研究を進めるうちに、足、膝、腰の障害の多くが「足のサイズに合わない靴が原因」であることを確信しました。この問題には人を育てること、すなわち足と靴の両方についてのスキルを持ち、トラブル解決へ導ける「フットコントロールトレーナー」の育成こそ多くの人を救える方法と考え、医療従事者と一般の方が分け隔てなく参加できるNPOオーソティックスソサエティーを設立しました。 結果的にはこれが、予防医学の観点から医療費削減に繋がっていくと考えます。
医学博士(整形外科医)・日本靴医学会理事・日本足の外科学会評議員
内田 俊彦
NPO概要
名称 | 特定非営利活動法人オーソティックスソサエティー |
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本所 | 東京都品川区 |
支所 | 北海道函館市 東京都北区 福岡県宗像市 京都府京都市 |
事務センター | 〒142-0064 東京都品川区旗の台3-15-1 ツバセスパート9旗の台1F |
設立 | 1993年12月9日 オーソティックス研究会として発足 2001年12月13日 特定非営利活動法人認可 |
役員 | |
理事長 | 庄野 和 |
副理事長 | 渡辺 淳 |
監事 | 山田 康嗣 |
監事 | 小島 博司 |
理事 | 内田 俊彦 |
理事 | 奥 憲雄 |
理事 | 佐藤 義裕 |
理事 | 矢澤 正和 |
理事 | 細川 登喜治 |
理事 | 大山 貴裕 |
理事 | 溝口 憲一 |
理事 | 田中 知弘 |
理事 | 東 佳徳 |
理事 | 仲澤 一也 |
理事 | 荻野敦子 |
理事 | 雨宮淳 |
職員数 | 3名(2022年3月現在) |